国際ホロコーストの日、ナチス強制所のあったクリミアでも追悼

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1月20日からロシアではホロコーストの犠牲者を偲ぶ「メモリアルウィーク」がスタート。国内の各地方で様々な行事が行なわれ、学校では悲劇を伝える授業が、ユダヤ教のシナゴーグでは追悼の祈祷があげられている。

クリミアでも国連の制定する1月27日の「ホロコーストの日」にちなんだ行事が、戦争当時、ナチスドイツに占領され、多数の犠牲者を出した元「クラースヌィ(赤の)」強制収容所の跡地でも行なわれた。

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クリミア社会院のグリゴーリー・イオッフェ代表はホロコーストは人類の歴史のなかでも「特殊な1ページ」であったと語り、「ホロコーストが起きる前、そして起きた後も第2次世界大戦中にナチスドイツが行なったようなこれだけの悪事を働けるとは誰も思いもよらなかった」と指摘した。

「国際ホロコーストデー」の前日、強制収容所の体験者のひとり、エリ・ブジン氏は国連で演説を行ったなかで「人類が新たなホロコーストを起こさないという保証はない」と語った。ブジン氏は宗教的急進主義者らは今日人類に対して最大の危険となっていると指摘し、あらゆる形の差別、経済の不平等も脅威であるとの見方を示した。

伝えられたところによると、イスラエルのベンネト教育相はユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長に対し、ユネスコがユダヤ民族とエルサレムの数千年にわたる関係を無視しているとする抗議状を送った。

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