日米韓、北朝鮮ミサイル進展を可能に 国連安保理、緊急会合を開催

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北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのを受け、日本と米国、韓国は13日、ミサイル開発が進展している可能性もあるとみて種類や性能について分析を急いだ。共同通信が報じた。

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国際社会と連携して金正恩体制への圧力を強める方針で、国連安全保障理事会での緊急会合開催を求めることも検討する。

過去の安保理決議は北朝鮮に対し弾道ミサイル発射を禁じている。緊急会合開催の場合、発射を非難する報道声明の発表を目指すとみられる。

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が12日朝、北西部亀城付近から発射したミサイルは約500キロ飛行し、日本海に落下。高度は約550キロに達した。通常より高く発射し飛行距離を抑えたとの見方も出ている。

韓国軍は中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)よりも飛行速度が速かったことなどから、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500~4千キロ)に固体燃料エンジンを採用するなどした改良型の可能性があると分析。防衛省はノドン改良型の可能性もあるとみている。

北朝鮮は昨年、ムスダンとみられるミサイル8発を発射したが、ほとんどが失敗だった。日米韓の防衛当局は、北朝鮮が今月16日の故金正日総書記の生誕75年を控え、国威発揚を狙ってさらなる挑発行為に出る可能性もあるとみて警戒態勢を維持している。

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