ウィキリークス、マクロン陣営のメール数万通を公開

内部告発サイト「ウィキリークス」はフランスのマクロン氏の選挙陣営の電子メール２万１０００件以上を公開した。

スプートニク日本

メールは２００９年３月から２０１７年４月までのもの。ウィキリークスによると、サイトにはさらに多くのファイルがあるが、類別・体系化されたのは現在のところこれらメールだけ。

発表には「文脈として、およそ５０００人の送信者からの２万６５００件の添付ファイルを含んだ７万１８００通以上のメールからなる完全なアーカイブを提供する」とある。

５月はじめ、マクロン氏は大統領選挙の決選投票でル・ペン氏と大統領のポストを競った。その前日、ウィキリークスはマクロン氏からのメールの大型流出を伝えた。その分量はおよそ９ギガバイト。マクロン陣営はサイバー攻撃を非難した上で、本物に加え、偽物の文書も公開されていると発表した。

RELEASE: 21,075 verified searchable emails from the campaign of President Macron #MacronEmails #MacronLeaks https://t.co/9LlW785eYu pic.twitter.com/HIq6nTcdwq

— WikiLeaks (@wikileaks) 31 июля 2017 г.

スキャンダルに関わらず、マクロン氏は５月１４日、６６％の票を獲得して選挙に勝利した。