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2018年、世界の軍事費は前年より2.6%多い、1兆8千億ドルに上ったが、一方でロシアは2006年以来初めて、軍事費の支出最大国トップ5から抜け出た。ストックホルム国際閉鎖研究所(SIPRI)の毎年発表のレポートでこうした統計が明らかにされた。
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この数値は同研究所が軍事費の統計を開始し始めた1988年以来、世界のGDPの2.1%を占める最大値で、世界中の人が1人あたり239ドルを軍事費に費やした計算となる。
ロシアの2018年度軍事費は、SIPRIの調べでは昨年比3.5%減の614億ドル。これによりロシアは軍事支出最大国の6か国目にランクを落とした。
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支出最大国は米国。続いて中国、サウジアラビア、インド、フランスの順番で、この5か国だけで世界の軍事費の60%を使っている。
SIPRIのレポートでは、米国の軍事支出はけた違いに大きく、SIPRIのランキングで米国に次ぐ8か国の軍事費をすべて合わせた額に相当することが示された。
2位の中国の軍事費は世界全体の14%。
NATOの全加盟国、29か国の軍事費は9630億ドルで世界の軍事費の半分以上、53%に相当する。
SIPRIは1966年の創設。独立の分析センターとして紛争、軍事や軍縮コントロール問題に取り組んでいる。
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