ポンペオ国務長官、シリア沖で石油を移し替えているとしてイランを非難

© Sputnik / Ekaterina Lizlova / メディアバンクへ移行マイク・ポンペオ国務長官(アーカイブ写真)
マイク・ポンペオ国務長官(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
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ポンペオ米国務長官は、「グレース1」から改名されたイランの石油タンカー「アドリアン・ダリヤ」が、シリア沖で第3者の船に石油を移し替えていると主張している。

ポンペオ氏はツイッターに「イランのザリフ外相が『アドリアン・ダリヤ1』はシリアに石油を届けることはないと英国に約束したにもかかわらず、タンカーは現在、シリア沖で石油を移し替えている。この石油が最終的にシリアに届けられた場合、世界はイランに責任を求めるのだろうか?」と投稿した。

​ポンペオ氏は、製油所があるシリアのバニヤスの近くに並んでいる船舶2隻が写っている写真も公開した。そのうちの1隻はアドリアン・ダリヤ1と指摘されている。

7月4日、英領ジブラルタル当局は、イランの石油タンカー「グレース1」がEUの対シリアに制裁に違反した疑いがあるとして拿捕した。警察は船長、一等航海士、乗組員2人を拘束した。

約1か月後、ジブラルタル当局はタンカーを解放した。

イランの港湾海事局次長のジャリル・エスラミ氏は「グレース1」について、解放後、「アドリアン・ダリヤ」に改名して地中海に向かっていると発表した。

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