05:33 2020年07月12日
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1月7日にシリアを訪問したロシアのプーチン大統領はシリアのアサド大統領と会談し、シリア国内の状況は劇的に変化したとしつつも、中東では全体として「残念ながら緊張が高まっている」と発言した。

プーチン大統領はシリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド大統領と会談した。シリア政府が公表した会談の映像によれば、プーチン大統領は「重要な議題がある。私が想定しているのはシリア情勢だ。全体としてこの地域における状況は緊迫しつつある」と発言した。

一方、シリア国内の情勢についてプーチン大統領は劇的に改善されているとした。会談の中でプーチン大統領はロシアがトルコと共同で行うパトロール活動について言及したうえで、「状況は劇的に改善しただけでなく、シリアは事実上、その国家体制に加え、領土の回復も遂げている」と発言した。

また、ロシア航空宇宙軍がシリア政府軍と連携で行う偵察行為や空爆などによって、「最も危険なテロ組織首謀者の殲滅」に貢献しているとした。ただし、「課題は依然として非常に多い、特に同国の北部、東部、および北西部」と発言し、テロ組織への対応に尽力する必要を強調した。

また、プーチン大統領はダマスカスの視察を踏まえ、「喜ばしいことに、生活が復興へと向かっている。交通機関は回復し、お店やカフェ、レストランが営業している。シリア経済の復興に向けてやることは多い」とコメントした。

プーチン大統領は会談に合わせてロシア軍の駐留部隊を視察し、新年の祝賀挨拶を行った。その中で大統領はシリアに駐留するロシア軍の功績をたたえた。その上で、「諸君はシリア国民をテロ組織や武装組織の手から解放するだけでなく、このシリアにありながら、祖国を守っていることを忘れないでほしい。ここで諸君が活躍することで、テロ組織がロシアや隣接する国々に侵入することを阻止している」と発言し、駐留するロシア兵を鼓舞した。

ダマスカスでプーチン大統領はアサド大統領と旧市街を散策し、イスラム教の礼拝所として親しまれるウマイヤ・モスクを訪問し、17世紀のコーランを贈呈したほか、ダマスカスで活動する正教会の聖母マリア大聖堂を訪れ、降誕祭の祝賀挨拶を行った。両氏の散策にはセルゲイ・ショイグ国防相が同行した。

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バッシャール・アル=アサド, ウラジーミル・プーチン, ロシア, シリア
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