12:09 2020年02月18日
国際
短縮 URL
米国対イラン 中東の新たな対立激化 (55)
0 84
でフォローする

イランは8日未明、米軍主導の有志連合軍が駐留するイラク北部のエルビル、および西部のアル・アサド空軍基地に向けて数十発の短距離弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した。この数時間前には、米軍の空爆によって殺害されたソレイマニ司令官の葬儀が行われ、軍や政府の高官が米国への報復を誓っていた。

イラン革命防衛隊は、ソレイマニ司令官殺害の報復として短距離弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射したと認めた。イラン国営のプレス・テレビが報じた。報道によれば、イラン革命防衛隊が発射したミサイルは数十発に達する。

イランが攻撃したのはイラク北部のエルビル、および西部のアル・アサドにある米軍関連施設。アル・アサドに展開するスンニ派武装勢力がCNNテレビに語ったところによれば、発射されたミサイルのうち、10発近くが基地に命中した。

ホワイトハウスのグリシャム報道官は7日、イラクの米軍施設が攻撃されたとの報道について、トランプ米統領は報告を受けており、状況を注視していると明らかにした。大統領は国家安全保障チームとも協議している模様。

米国防総省のホフマン報道官は声明を発表し、「死者や負傷者について正確な情報はない、攻撃による被害状況を調査している」と説明した。


イラン最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長は米国への報復として13のシナリオがあるとしていた。これに対し、トランプ大統領はイランが攻撃を仕掛けた場合、イランにとって重要な「52カ所を標的にする」と警告した。

今回の攻撃はソレイマニ司令官が1月3日に殺害された時刻と同じ1時20分に始まっており、報復の意味合いが強く込められている。

​関連ニュース

トピック
米国対イラン 中東の新たな対立激化 (55)
タグ
軍事, 米国, イラン
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント