中印外相、国境地帯の緊張緩和で合意

© Sputnik / Valeriy Melnikov王毅外相 中国の発展を押さえ込もうとする試みに対し米国に警告
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中国外務省によると、同国の王外相とインドのジャイシャンカル外相が17日に電話会談し、国境地帯の緊張を早急に緩和することで合意した。

中国外務省は「双方は(紛争地域の)状況の緊張を早急に緩和し、両国のこれまでの主な合意に基づいて国境地帯の平和と安定を維持することで合意した」との声明を表した。

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今月15日夜、インド北部ラダック地方のガルワン渓谷で中国軍とインド軍が衝突し、インド軍の将校1人と兵士2人が死亡した。中国側にも負傷者が出たという。

国境周辺の状況

中国とインドの間には、カシミール北部の山岳地帯とアルナーチャル・プラデーシュ州北東部の約6万平方キロメートルの領有権をめぐる長年の領土問題が存在している。

実効支配線はラダック地方に引かれている。

ラダックの国境周辺地区の状況は、5月初めに国境のある地区で250人規模で中国軍とインド軍が数回交戦した後、緊張が高まった。両軍で100人超が負傷した。

インド宇宙研究機関の情報によれば、この1ヶ月の間、中国はラダックの国境地帯に装甲車を配備し、部隊を増強していた。インドもまたこの地域に追加的に4大隊を派遣した。

インドは、中国軍はラダックとシッキムにある実際に2国を管理する国境線に沿った通常のパトロールを妨害していると主張した。一方、中国政府は、両国軍の緊張増加は、インド兵の中国領内への侵入によって引き起こされたと強調している。インド軍の将校1人と兵士2人が死亡

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