13:28 2020年10月30日
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ナゴルノ・カラバフの状況 (41)
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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はアルメニアのニコル・パシニャン首相と行った電話会談の中で、南コーカサスの未承認国家「ナゴルノ・カラバフ共和国」で再び大規模な軍事衝突が起こったことに深刻な懸念を表明した。

ナゴルノ・カラバフ共和国での大規模な軍事衝突を受けてロシアとアルメニアは電話会談を実施した。会談はアルメニア側の要請で開催された。

ロシア大統領府の発表によると、この電話会談でプーチン大統領はナゴルノ・カラバフ共和国での大規模な軍事衝突に深刻な懸念を表明した。そのうえで、さらなる衝突を防ぐため、あらゆる努力を続けていく姿勢を確認した。

またロシアとアルメニアは外務省レベルでの電話会談も実施した。この中でアルメニアのジェイフン・バイラモフ外相は衝突の詳しい状況についてロシア側に報告した。バイラモフ外相によれば、アルメニア軍が停戦体制に背いてナゴルノ・カラバフ共和国の境界ラインにあるアゼルバイジャンの拠点を砲撃したという。これに対しアゼルバイジャン側は自衛のため反撃を行ったと見られている。

衝突を受けてアルメニア側は欧州人権裁判所に対し、アゼルバイジャン軍による民間施設への空爆を停止させるよう呼び掛けている。


アゼルバイジャン国防省は27日、アルメニア軍がナゴルノ・カラバフ共和国境界ラインに広がる集落に発砲したと発表した。

攻撃を受けたアゼルバイジャン軍は報復としてナゴルノ・カラバフ共和国に空爆とミサイル攻撃を行い、武器庫などの軍事施設を破壊した。

ナゴルノ・カラバフ紛争

紛争はナゴルノ・カラバフ自治州がアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国からの離脱を宣言した1988年2月に始まった。1992年から1994年の武力衝突でアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ及び隣接する7つの地域の支配権を失った。

アゼルバイジャンは領土保全を主張しているが、未承認国家ナゴルノ・カラバフは交渉当事者ではないためアルメニアがナゴルノ・カラバフの利益を擁護している。

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戦争・紛争・対立・外交, アゼルバイジャン, アルメニア, ロシア
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