米大統領顧問、露メディアの取材に応じたことを謝罪

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ドナルド・トランプ米大統領のコロナウイルス対策顧問であるスコット・アトラス氏は、米国にも支局を置くロシアのテレビ局「ロシア・トゥデイ」(RT)からのインタビューに応じたことについて、RTが外国エージェントとして米国で登録されているとは知らなかったと述べ、謝意を表明した。

アトラス顧問は、自身のツイッターに投稿し、「インタビューに応じたことを後悔している。とりわけ、我が国を守るために尽力してくれている国家安全保障の関連機関に対し、謝罪したい」と述べた。

​アトラス氏へのインタビューは10月31日、RTの番組「ゴーイング・アンダーグラウンド」で放送された。この中でアトラス顧問は、新型コロナウイルスによって発動された制限の解除を支持する立場を示し、とりわけ、厳しい自主隔離政策は国策として「大きな失敗」との考えを示した。

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米法務省は2017年、ロシア・トゥデイの米国支部を1938年に施行された法律に基づき、外国エージェントとして登録し、米議会での取材活動を禁止した。系列企業の「スプートニクUSA」も「外国エージェント」として登録された。

国際通信局「ロシアの今日」とテレビ局「ロシア・トゥデイ」のマルガリータ・シモニャン編集長は、RTが外国エージェントとして登録されるのであれば訴訟も考えていたと述べた上で、「米国における言論の自由を〈祝福〉する、また、そうした自由を未だに信じる人がいることは実に御目出度い」と語った。

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