21:09 2021年04月12日
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米「ナショナル・インタレスト」誌の専門家らが世界最強の狙撃銃ランキングを発表した。新型の銃が次々に作られる中、今も高い人気を誇るクラシカルなスナイパーライフルが挙げられている。

「ナショナル・インタレスト」誌が選んだのは、かつて世界で製造された最も優れた狙撃銃。選考の基準は精度、射程距離、耐久性、扱いやすさである。

М110

© 写真 : Public domain / Staff Sgt. Kimberly Jenkins
M110A1 SDMR CSASS狙撃銃

軍事専門家が上位に選んだ狙撃銃の1つが、「米国クラシック」と呼ばれるM110(M110 SASS)。2008年に米軍で採用され、それまでに使われていたすべてのモデルに代わる存在となった。イラクアフガニスタンでは実戦で使用された。

M110の特長は対人の命中精度がきわめて高い点である。M110には特別な突起部と安全装置が付いており、操作のしやすさと、素早い再充填を可能にしている。

H&K CSASS

「ナショナル・インタレスト」誌の専門家がM110と同等に評価しているのがH&K CSASS(ドイツのヘッケラー&コッホ社が製造したコンパクト半自動式狙撃銃)。2016年に兵器市場に登場し、現在は秘密作戦で使用されている。

H&K CSASSとM110の大きな違いは、よりコンパクトな形状であり、戦闘での使用に適していることである。とはいえ、この新型狙撃銃が登場した後も、M110も引き続き、使用されている。

ドラグノフ狙撃銃(SVD)

ドラグノフ狙撃銃(SVD)

米国の専門家がその戦闘能力を高く評価しているもう1つの狙撃銃は、1963年にソ連で開発されたドラグノフ狙撃銃である。とりわけ頑丈で信頼性が高いのが特長である。

ソ連のドラグノフ狙撃銃には最高の狙撃用光学照準器PSO–1が装備されており、悪天候の中でも、夜間でも、同様の効果を発揮することができる。専門家らは、ソ連の狙撃銃は今なお、世界各国で人気を誇っていると指摘している。

L129A1
L129A1

「ナショナル・インタレスト」誌の評価によれば、2010年にイラクおよびアフガニスタンでの軍事作戦のために特別に製造された英国の狙撃銃L129A1も国際的な需要を誇っている。

自動装填式の狙撃銃で800メートル離れた地点からの狙撃を可能にする光学照準器が装備されており、これはドラグノフ狙撃銃のコンセプトと同様のものである。現在、L129A1は英国軍で正式に採用されている。

FN SCAR

ランキング5位に入ったのが、2003年に米国で開発されたアサルトライフル、FN SCAR(特殊部隊用戦闘アサルトライフル)である。特殊部隊用で、ロシアのドラグノフ狙撃銃で使われている技術を用いて、かなり高い精度での自動射撃を可能にしている。

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