22:59 2021年04月23日
国際
短縮 URL
0 102
でフォローする

米国は2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックへの代表チーム派遣について最終的な決定をいまだ下していない。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官が25日の記者会見で明らかにした。

先に人権団体や連邦議会の議員らは中国政府がウイグル人イスラム教徒らのジェノサイド(民族大量虐殺)を行ったとし、北京五輪をボイコットするよう、政府に要請していた。サキ報道官は25日の記者会見で、「この点について最終的な決定はまだ下していないが、もちろん我々としては米国五輪委員会の提案を待ちたい」とコメントした。

先に英国のボリス・ジョンソン首相はボイコットを呼びかける同様の動きを批判する趣旨の発言を行っていた。また、中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)公式報道官は2月4日、五輪の政治利用は五輪憲章の原則に反するとして、ボイコットを呼びかける動きに抗議を表明していた。

米国は1月、中国のウイグル人イスラム教徒への弾圧をジェノサイドと認定した。米国政府は、ジェノサイドが少なくとも2017年から続いており、中国当局は組織的にウイグル人を絶滅させようとしていると主張している。

北京冬季五輪の開催期間は2022年2月4日から20日。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は北京の2022年冬季五輪へ向けた技術上の準備は見事な水準で開催準備はすべて整っていると言っても過言ではないと語っている。

これまで中国は チベット自治区、新疆ウイグル自治区などでウイグル人などイスラム教徒集団を抑圧し、人権を侵害しているとして、英国、米国といった諸国から非難を浴びてきた。これに対して中国は内政干渉にあたるとして反発している。

タグ
五輪, 中国, 米国
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント