18:25 2021年06月15日
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ジョー・バイデン政権は米国がオープンスカイズ条約に復帰しないことをロシア側に正式に通達した。消息筋による証言をもとにAP通信が報じた。

報道によると、米国務省のウェンディ・シャーマン副長官は27日、条約へは復帰しないことをロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官に通達したという。ロシア外務省側も国務省から通達があったことを認めている。

26日に露国家院はオープンスカイズ条約の離脱を正式に発表した。米国は既に条約から離脱している。ロシア下院のレオニード・スルツキー外交委員長は記者団に対し、「条約の実際的な破綻の罪は完全にワシントン側にある。我々の対応はいずれも対抗措置の必要に迫られて実施されたものに過ぎない」と説明した。また米国側が復帰を検討していない以上、この条約に留まる必要もないと指摘した。

オープンスカイズ条約は批准国らに対し、相互の領域の上空飛行を許し、軍事活動を監視しあう仕組み。冷戦後の欧州における信頼強化策に数えられる。

米国は数年間にわたって、ロシアが同条約の一連の条件に違反しているとして非難し続け、2020年5月には条約離脱の手続きを開始し、同年11月22日にこれを完了している。これを受けてロシア外務省は、2021年1月15日、国内における同条約からの離脱プロセスの開始を宣言していた。

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