20:50 2021年06月13日
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ジョー・バイデン大統領は100年前に米オクラホマ州タルサで起こった人種差別による虐殺行為の犠牲者を追悼した。式典の様子は米ホワイトハウスのサイトで生中継された。

バイデン大統領は式典の中で、「沈黙の中で傷は深まるばかり」、「沈黙を破る助けとなるためにここへ来た」と発言した。この悲劇の場所を訪問した大統領はこれまでいないという。 バイデン氏は式典の中で、「真実だけが癒しと正義と復活をもたらす」と市民に呼び掛けた。

式典にはおよそ200人が出席し、中には幼少期にこの悲劇を目撃した生き証人の姿も見られた。

1921年5月31日から6日にかけて、タルサでは白人が黒人を虐殺する事件が起こった。黒人男性のジーク・ローランドさん(当時19歳)が17歳の白人女性に「接触した」ことが事件の発端とされている。ある目撃者はローランドさんが少女に襲いかかったと指摘しており、青年はその場でリンチを受け、さらには逮捕された。一方、ローランドさんはただ躓いただけで、偶然少女に触れたに過ぎないという証言も残っている。

この事件は白人による大規模な暴動へと発展し、黒人の居住区が次々と襲撃された。この暴動ではプライベートの飛行機を使用して黒人の居住区を空爆した白人もいた。

この暴動により36人が犠牲となり、そのほとんどが黒人だった。また、800人が負傷し、6000人以上の黒人が逮捕された。

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