21:50 2021年06月24日
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ドイツ連邦議会では10日に公聴会が開かれ、ロシアが建設した天然ガスパイプライン「ノードストリーム2」からの撤退を含め、対ロシア政策の見直しを政府に迫る「同盟90/緑の党」の決議案が採決された。結果は反対多数で、決議案は棄却された。

連邦議会のハンス=ペーター・フリードリヒ副議長(​キリスト教社会同盟)は公聴会後に採決を行った。緑の党、自由民主党を除く議員らは決議案に反対したことにより棄却、「ノードストリーム2」の開発計画は継続されることとなった。

公聴会は10日夕方に開催された。緑の党は決議案「対ロシア政策の修正:人権、民主主義、欧州の平和な体制を徹底維持」を採決にかけた。決議案の中で緑の党は、「ノードストリーム2」のような新しいパイプラインは欧州のエネルギー供給にとって不要で、環境にも有害であるとし、計画からの撤退を政府に要求していた。加えて決議案では、ロシアにおける市民社会への支援についても触れられており、反体制派の弾圧を目的としたロシア連邦の法に対する抗議が記されている。また、欧州連合(EU)で活動するロシアの新興財閥に対峙し、ロシアのコンツェルンが進める巨大計画からドイツの経済界が撤退することも要求していた。

先にドイツ政府のハイコ・マース外相は連邦議会で議員の質問に答えた中で、「対ロシア政策の戦略を根本的に見直す必要はない」と指摘していた。

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