04:56 2021年09月28日
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米コーネル大学と米国自然史博物館の天文学者たちの合同チームは、そこから「エイリアンの天文学者たち」が地球を観測できる可能性のある恒星のカタログを初めて作成した。研究論文はネイチャー誌で発表され、その概要がコーネル大学のサイトに掲載された。

恒星の周りを回る惑星は、一定の周期で恒星から地球に届く光を遮断する。これは惑星を発見するだけでなく、計算によってそれらの主な性質に関するデータを得ることも可能にする。近年、この トランジット法と呼ばれる方法によって、多くの太陽系外惑星が発見されている。

学者らは、どの恒星から地球を観測できるかを明らかにする研究を行った。学者らは、理論的にはそこから地球が見える326光年以内の距離にある近い恒星2034個の円運動を特定した。

この2034個の恒星のうち117個は、太陽から100光年以内の比較的近い距離にある。学者たちは、研究のために選ばれた恒星の周りを回っている惑星に知的生命体が存在した場合、1715個の恒星から「エイリアン」の天文学者たちが、人類文明の開花期である1万年~5000年前に地球を検出していた可能性があると考えている。また今後5000年間で、さらに319個の恒星系が地球を観測できる位置関係になると試算した。

論文の共著者で天文学の教授のリサ・カルテネッガー氏は「太陽系外惑星の観点からみると、エイリアンは私たちだ」と述べ、「地球は太陽の光を定期的に覆い隠しているため、どの恒星が地球を見るための正しい観測ポイントを持っているかを知りたかった。なぜなら恒星はダイナミックな宇宙空間を移動しており、この観測ポイントは生じたり失われたりするからだ」と語った。

学者たちはカタログを作成するために、欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた宇宙望遠鏡「ガイア」による星の観測データを使用した。このデータを用いて、どの恒星が地球のトランジットゾーンに出入りするかや、その期間を判断した。

2034個の恒星カタログには、最近発見された7つの太陽系外惑星も含まれている。学者らによると、これらの惑星は、その恒星の所謂「ハビタブルゾーン」内に位置している。すなわち、これらの惑星には液体の水が存在する可能性がある。

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