13:22 2021年09月18日
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アフガニスタンのタリバン情勢 (143)
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アフガニスタンのイスラム主義組織「タリバン」(ロシアではテロ組織に指定、活動禁止)は首都カブールから北東部のパンジシール州で抵抗を続けていた勢力の拠点を制圧し、これを記念して各地で祝砲をあげている。タリバン幹部の表明と目撃者の証言で明らかになった。

先にタリバン幹部のビラル・カリミ氏はパンジシール州がタリバンの制圧下に入ったと表明していた。カブール警察の消息筋によると、パンジシール州で抵抗していた戦闘員はいずれも拘束され、アムルラ・サーレ副大統領、および抵抗組織のリーダー、アフマド・マスード氏は逃亡したという。

パンジシール州はタリバンが国内で制圧していない唯一の地域だった。

首都カブールでは祝砲が続いており、住民は警戒している。

タリバンの文化担当者はツイッターに投稿した中で、カブールで続いている銃声は空砲であるとし、安心するよう住民に呼び掛けた。また、一般市民に危害を加えないため、全ての戦闘員に発砲行為を中止するよう指令を出した。

一方、サーレ副大統領は現地メディアの取材に答えた中で、パンジシール州の陥落を否定したほか、国外逃亡していないと主張した。

アフガニスタンのテレビ局トロニュースが公開したビデオ映像の中でサーレ副大統領次のように呼びかけた。

私が国を離れ、アフガニスタン国外に逃れたという報道は敵のプロパガンダである。私はパンジシールにいる。 

また、タリバンに対する抵抗活動は続いているとも表明した。


タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。

タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた

タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。

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