バイデン大統領と豪首相、同盟国との関わりの重要性について協議

ジョー・バイデン米大統領とオーストラリアのスコット・モリソン首相は現地時間21日、国連総会の傍ら会談し、「国際法に基づく秩序への脅威から身を守る」ため、同盟国などと協力することの重要性について協議した。

ホワイトハウスは会談後に声明を発表した。

両首脳は、共通の価値観と相互利益に基づき、自由で開かれたインド太平洋地域へのコミットメントを確認した。また、従来のパートナーシップや組織などを通じて、世界の同盟国などと協力することの重要性について、さらに、国際法に基づく秩序への脅威から身を守るため、新たな（協力）体制についても合意した。

また、声明には「両首脳は、インド・太平洋地域におけるNATOやEUを含むヨーロッパの同盟国の重要な役割、そしてこうした協力体制と共同作業を深化させていく方法について協議した」とある。

バイデン氏は、ジョンソン英首相とも会談した。ジョンソン首相は「AUKUS」について「全世界に大きな利益をもたらす可能性を秘めている」と強調したという。

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