国連総会議長会議　イスタンブール合意に基づくウクライナ紛争の平和的解決を呼びかけ

国連総会議長会議はウクライナ紛争を、ウクライナの中立化を見越した2022年のイスタンブール合意に基づいて平和的に解決するプロセスの開始を呼びかけた。呼びかけはカタールで行われた会議の結果、採択された宣言に記載されている。

国連総会議長会議はこの他、捕虜の即時交換、紛争激化の防止策の模索を呼びかけた。

ロシアはこれまで幾度にもわたって交渉の用意があることを表明してきたが、ウクライナ当局の方は交渉を禁じる法を採択した。プーチン大統領は、スプートニクのドミトリー・キセリョフ社長からのインタビューの中で、ロシアには依然としてウクライナとの交渉の用意があるものの、交渉は現実を考慮したものであり、ロシアは自国の安全保障を最大の関心事として話を進めることを断言している。また、平和条約の草案にウクライナは2022年の時点ですでに署名をしたにもかかわらず、当時のボリス・ジョンソン英首相と協議を実施した結果、署名を拒否したと述べた。