2014.01.26 , 11:56

ビットコインに将来はあるか

ビットコインに将来はあるか

ロシアではモスクワとサンクトペテルブルグにチェーン展開するバーのひとつで、ビットコインによる決済システムがスタートした。果たしてロシアにおいてビットコインは普及していくのだろうか。

   バーチャル通貨であるビットコインは最近、インターネット上における商品やサービスの購入に使用されている。登場したのは2009年で、初めは一部の愛好家らの間でのみ知られていた。しかし、徐々にその人気は、一般の人々の間でも高まってきた。

   ビットコインというのは、いかなる国家によってもコントロールされない通貨であると共に、いわいる従来型の金融機関とも関係がない。ビットコインの為替レートは純粋に、需要と供給のバランスによって決定される。2009年、ビットコイン誕生当初には、1ビットコインが数セントであったが、2011年にはすでに1ドルとなっていた。2013年には一時1000ドルにまで達したが、その後、約半分に暴落した。現在では緩やかな成長を続けている。

  ビットコインを従来型の通貨に両替する際の統一ルールは存在しない。ただ、普通は特別の両替市場を経由するのが普通だ。現在まで、有力な投資先として目されてきたが、その一方で、一夜にして暴落するというような危険はないのだろうか。各国の金融規制当局は、ビットコインを現金で購入する際には、それなりのリスクを自分で背負うことになると警告している。

   しかし今のところ、ビットコインの人気は高まっており、価値もそれにあわせて高まり続けている。「カスペルスキー研究所」のセルゲイ・ロジキン氏はVORに対して次のように話してくれた。

-ビットコインの人気が高まっていることの背景には、一般の人々がビットコインの存在に気がついた、ということがあります。当初、一部の限られた人々の間で始まったユニークなプロジェクトに過ぎませんでした。それは技術的なプロジェクトであると共に、経済的にもユニークなものです。またいかなる企業や国家によっても規制されない、「自由を謳歌する」通貨だということです。その匿名性や規制のないことが、人気の秘密です。

  現在、多くの国ではレストランやホテルなど、ビットコインを使った決済システムが存在するが、ロシアでは今のところ、IT分野に限られている。しかしロジキン氏によれば、一般への普及は時間の問題だという。

-ロシアと違って多くの国々ではすでに、ビットコインの取引や両替を行う巨大な市場ができています。さらに、ビットコインで決済できるインターネットショップも多く出来ています。

   ロシアで今回ビットコインでの決済を始めたのは、バー・チェーンを展開する「KillFish」だ。店員によれば、今のところ、それほど利用客はいないという。

   どちらにしても、この新しい通貨は世界中に広がっている。ただ、その将来を見通すことは難しい。人々の興味が尽きない限り、バーチャル通貨の発展は続く、というほかない。

 

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