新型コロナウイルス

反ワクチン唱え続けたTV宣教師 コロナで死亡

病院 【アーカイブ写真】
カナダのデイスター・テレビジョン局の放送でワクチンに反対する発言を繰り返していたテレビ宣教師のマーカス・ラム氏が、コロナウイルスに感染して死亡した。CBSが報じた。
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デイスター・テレビジョンは宗教番組専門のカナダのTV局。全世界に20億人の視聴者を持ち、キリスト教テレビ局としては世界第2位の規模を誇る。ラム氏は同局の創設者兼社長だった。
ラム氏は享年64歳。妻の話によると、ラム氏は番組に出演する専門家らの話に。「100%の信頼をおいており」、彼らが進める方法に従って治療を行っていた。
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CBSの報道によると、デイスター・テレビジョンは、コロナウイルスのパンデミック中にワクチンに関する誤情報を流し続けていた。ラム氏は説教の中でウイルスを「サタンの攻撃」と呼び、人々に予防接種を拒否するよう説いており、番組のゲストも、医学とは関係のない陰謀論やコロナウイルスの治療法を吹聴していた。
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