2020年東京夏季五輪のエンブレム 盗作疑惑

ベルギー・リエージュの劇場のロゴを作ったしたベルギー人デザイナー、オリヴィエ・ドビ氏は「自分の作品と2020年の東京夏季五輪のエンブレムは、余りに似すぎている」と指摘し、共同通信に対し「現在、しかるべき訴訟を起こすかどうか、自分の弁護士と協議中だ」と伝えた。一方、マスコミでは、すでに盗作の可能性が取りざたされている。

ドビ氏は「私の仕事が盗まれたのか、あるいは作者のインスピレーションの産物か言うことはできないが、現在弁護士と協議中だ」と述べている。

24日、東京で、2020年夏季五輪の公式エンブレムが一般に公開された。それは、白地に金と赤、そして黒と灰色の単純な形が“Т”の文字をシンボリックに表したもので、エンブレムは、等号“=”マークに基づいている。

その後、ドビ氏は、フェイスブックの自分のページに東京五輪のエンブレムと自分がデザインしたリエージュ劇場のものをアップし「この2つは驚くほど似ている」とコメントした。ドビ氏によれば「初め友達が気付いて、自分に東京五輪のエンブレムをEメールで送ってくれた」とのことだ。

「東京2010」組織委員会の代表らは「問題が生じるとは思っていない。

組織委員会の 武藤敏郎事務総長は、共同通信の取材に対し「我々は、国際オリンピック委員会及び国際パラリンピック委員会から承認を得た後、エンブレムを決定した。国際的な商標に関する手続も行った」と述べた。また組織委員会の高谷正哲(マサノリ)戦略広報課長も「国際的な商標登録の手続きを経てエンブレムを発表している。特に本件に関して懸念はしていない」とコメントした。

オリンピックのエンブレムをデザインした佐野研二郎氏(42)は、東京の多摩美術大学グラフィック・デザイン科を卒業したアートディレクターで、これまで多くの賞を獲得している。佐野氏によれば、デザインは「東京」「チーム」「トゥモロー」の頭文字を取った「T」がモチーフで、すべての色を混ぜ合わせるとできる黒で「多様性」を表現し、日の丸の赤を盛りこみ、和風テイストを加え「すべての人々が互いに理解しあう一つの世界を象徴的に表した」との事だ。

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