「ボスのなかのボス」　伊マフィアの首領、トト・リイナが死亡

「ボスの中のボス」として恐れられてきたシチリア島出身のマフィアのサルヴァトーレ・リイナが８８歳で死亡した。コリエーレ・デラ・セラ紙が報じた。

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リイナは通称トト・リイナ。コーサ・ノストラと呼ばれる秘密結社的犯罪組織の首領をつとめ、マフィア史上最も長く頂点に君臨したことで有名。

同紙の報道によれば、リイナが死亡したのは2度の手術を受けた入院先のパルマ病院。アンドレア・オルランド法務相は近親者に死期の迫ったリイナへの見舞を許可した。

リイナはおよそ４０人の殺害と数百人の依頼殺人に関与した罪で１９９３年に逮捕され、２６回の終身刑を言い渡された。