国民に対する軍の弾圧行為を批判=元ボリビア大統領

ボリビアのモラレス元大統領はアニェス暫定大統領率いる臨時政府が同国軍の人道に対する罪をかばうとしても、国際法が優位であると主張し、抗議活動を行う国民に対する武力行使を停止するようボリビア軍の幹部らに求めた。


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抗議活動が続く南米ボリビアでは議会の承認を得ることなく暫定大統領に就任したアニェス元上院副議長が17日に大統領令を発令し、治安維持目的であれば国民に対する武力行使も罪に問わないこととした。この決定を国際機関やアニェス暫定大統領の政敵は批判している。

公式情報によれば、10月20日からボリビアで始まった抗議活動では軍による弾圧で23人の市民が死亡したほか、715人が負傷した。また逮捕者も200人を超えた模様。

こうした状況を踏まえ、モラレス元大統領は軍部の専横に対し警鐘を鳴らしている。リアノーボスチ通信の取材に応じた元大統領は、「国際法はあらゆる法律や大統領令よりも優位にある」として、人道に対する罪からは逃れられないと軍部を批判した。


ボリビアでは10月20日、大統領選挙が実施された。最高選挙裁判所の情報によれば、選挙ではエボ・モラレス氏が勝利を収めた。
モラレス氏の主要なライバルであったカルロス・メサ氏は、最初の段階でモラレス氏の勝利は認められておらず、国内で反対行動が始まったと強調した。

10日、ボリビア軍は国内の安定を保障するためにモラレス氏が大統領の職を辞するよう要求し、その後、同氏は辞任を表明した。ボリビアの元指導部らも同様に辞任した。モラレス氏はボリビアを離れ、現在メキシコに亡命している。

この日、上院副議長のヘアニネ・アニェス氏は、大統領の責務を引き受けることを表明、憲法裁判所が権力移転の合法性を確認した。

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