報道によると、プロのフィッシャーマンのブレンドン・リャ・トゥシュさん、パリ・ブロ・ブグルドさんは特殊機械を使って深海で魚を探していたところ、何やら大きな物体に遭遇した。魚の群れに違いないと思って近づくと、なんとそれは巨大なサメだった。しかも相手はボートめがけて泳いでくる。
「いやぁ、怖かった。ヒレを見た瞬間、ガタガタ震えが来たよ。ところがサメはまったく攻撃的ではなく、僕らの魚にも見向きもしなかった。」ブレンドン・リャ・トゥシュはこう語っている。
体重130キロのニシネズミザメはボートの周りを数回周遊し、フィッシャーマンらが乗る6メートルのボートに数度、触れたが、それ以上関心を持つことはなく、泳ぎ去った。その様子をブロ・ブグルドが撮影した。
ニシネズミザメは絶滅の危機に瀕する動物を記したレッドブックに載っており、捕獲も殺すことも法律で禁じられている。
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