新型コロナ、ワクチン接種率が全世界で50%に
欧州委員会のステラ・キリアキデス保健担当委員はフランスで記者会見を行い、新型コロナウイルスのワクチン接種率が50%となったと明らかにした。
キリアキデス委員は、欧州は17億回分以上のワクチンを165カ国に輸出したとしながらも、ワクチンの供給だけでは十分とは言えず、ワクチンを適用させることが必要だとした。キリアキデス委員によれば、欧州委員会は現在これに向けた活動を行っている。キリアキデス氏は、「現在、ワクチン接種率がきわめて低いアフリカを中心としたワクチン接種支援に向けた一連の提案をまとめている」と述べた。
これより前、キリアキデス委員は、EU(欧州連合)内で生産されたコロナワクチンのほぼ半分が輸出に充てられていることを明らかにしていた。またEUは2022年半ばまでに世界のワクチン接種率70%を目指すとしている。
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