三菱電機で再び検査不正発覚 変圧器試験で約40年

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三菱電機で再び検査不正発覚 変圧器試験で約40年 - Sputnik 日本, 1920, 21.04.2022
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日本の大手電機メーカーの三菱電機は21日、兵庫県赤穂市の工場で製造した発電所向けの変圧器の試験で、約40年間不正が行われていたと発表した。NHKが報じた。
不正が発覚したのは赤穂市の「系統変電システム製作所」の赤穂工場。同工場で製造し、電力会社や鉄道会社などに出荷した変圧器3384台について、顧客から求められている規格に準じた試験で不正な検査が行われていた
高い電圧に耐えられるか確認する試験で、規定より低い電圧で試験を行っていたにも関わらず、書類には規定どおりに実施したと虚偽の記載をして提出していたという。

不正は1982年から先月までの約40年間にわたって続けられ、今月1日に判明。同社、納入先から不具合などに関する報告はないとしているが、今後、個別に連絡を取って特別点検を行う方針。
昨年6月、同社では、鉄道車両向けに出荷していた空調設備の製品検査において、30年以上にわたり不正が続いていたことが判明。この問題を受け、翌7月には柵山正樹会長が引責辞任した。
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