日本　学校用水着が「ジェンダーレス」に　今夏発売予定

日本では今夏、男女のデザインを同一にした「ジェンダーレス水着」が発売されることが分かった。「よろず〜ニュース」が伝えている。

この水着を発表したのは、学校用水着大手の「フットマーク」。水着の正式名称は「男女共用セパレーツ水着」で、上は長袖の上着、下はハーフパンツとなっており、体形が目立たないように作られている。価格はサイズによって異なるが、6380円から6820円になるという。

この水着によって性別を意識せずに水泳の授業に参加できる他、「体形や肌をあらわにしたくない」という生徒の声も反映されているという。

株式会社フットマーク様の男女同デザインの学校水着が紹介されていました。

男女共に、体のラインを見られる恥ずかしさと緊張を感じずに水泳を楽しめる水着😍
水中でも膨らみにくく、UV対策効果も足されたもはや学校水着の完成形。
小中学生の時はこれが良かった…ッ😭https://t.co/a4SpX1F2QM pic.twitter.com/y5V7PoC7lC

— 株式会社Soichiro / Soichiro inc. (@soichiro_inc) June 9, 2022

この記事のコメント欄には、「体型カバーや着やすさからも、もっと早くに導入してほしかった」、「ジェンダーレスの観点からではなく、多方面でメリットのある試み」、「とてもいいと思う。学生時代、肌を出すのが嫌だったから水泳の授業をさぼっていた。こういう配慮はうれしい」など、この水着の発売に好評な意見が多い。

同社によると、今年度は中学校3校がこの水着を導入予定で、20校が来年の採用を検討しているという。

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