韓国、独島諸島周辺で軍事演習を開始

韓国は29日、日本政府が所有権を争っている独島（竹島）諸島周辺の日本海で定例の軍事演習を開始した。情報筋を引用し聯合ニュースが報じた。

この演習の目的は、諸島への侵入を試みる敵を阻止するための準備を整えることにある。

演習は通常、2年に1度6月に行われる。

この間、防衛省が毎年刊行する「防衛白書」で日本政府は、これらの諸島に対する日本の領有権を主張した。韓国側はこれに対し、日本に抗議を行っている。

竹島は総面積0.188平方キロメートル、無人島と周辺岩礁から構成される島嶼群。1945年に韓国が日本の植民地支配から解放されて以来、国際紛争の対象となっている。現在、竹島は韓国軍の管理下に置かれている。

日本は1905年に大日本帝国に編入された竹島について、韓国が不法占拠していると主張。北朝鮮と韓国は、これら島嶼群は常に朝鮮国家の一部であったとそれぞれが主張している。