豪、10年ぶりの戦闘準備態勢の確認テスト

オーストラリアのアルバニージ首相は3日、安全保障上の脅威が高まる中、10年ぶりに豪軍の戦闘準備態勢の確認テストを開始することを発表した。ブルームバーグが伝えている。

アルバニージ首相によると、確認テストは変化する地域・世界戦略情勢への効果的対応に向けて豪州の準備を整え、防衛能力および軍備構造と目標との適合を図る。さらに確認テストでは豪の国防プロジェクトへの投資状況に公正評価が行われるという。

リチャード・マーレス国防相によると、豪の兵力が最適な方法で自国の行動と米英軍、その他重要パートナーを調整できるかの分析が、2022年の軍隊レビューの主要部分になる。

豪政府は、レビューは来年初頭には完成する予定で、最終期日は2023年3月になるとしている。

関連ニュース

中国、米英豪にAUKUS結成中止を求める　「IAEAの法令に違反する」