中国宇宙船「神舟14号」、宇宙ステーションから分離

3人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船「神舟14号」は4日、中国の軌道ステーション「天宮」からドッキング解除し、宇宙飛行士を地球に帰還させる。中国有人飛行管理局が発表した。

発表では「北京時間12月4日11時01分（日本時間同12時01分）、有人宇宙船『神舟14号』は宇宙ステーションからの分離に成功した」としている。

今後、着陸モジュール「神舟14号」は地球に帰還する。

有人宇宙船「神舟14号」と「神舟15号」の乗組員は2日、業務引継ぎ式を行い、同時に宇宙ステーションの「鍵」も引渡された。

「神舟14号」の乗組員、中国初の女性宇宙飛行士である劉洋（りゅー・やん）氏、陳冬（ちぇん・どん）コマンダー、自身初宇宙飛行となった蔡旭哲氏の3人は任務を完了。ステーションで183日間を過ごした。

ステーションには来年5月まで「神舟15号」の乗組員である費俊竜（ひ・しゅんりゅう）コマンダー、鄧清明（とう・せいめい）飛行士、張陸（ちょう・りく）飛行士の3人が滞在する。後者2人は初飛行。

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