アフガニスタン　女子教育禁止で数十の大学が閉鎖の危機

アフガニスタンでは、タリバン政権が女子の高等教育を禁じたことで、国内にある約35の大学が閉鎖の危機に瀕している。英紙「インディペンデント」が、同国の労働組合代表の話を引用して報じている。

同紙によると、アフガニスタンの経済問題は劇的に悪化している。このような状況で、タリバンが学校や大学で女子の高等教育を禁じるのは、これらの教育機関で授業料の大部分を失うことになり、経済的破綻を招くことになる。報道によると、近い将来、国内で約35の大学が閉鎖される恐れがある。

同紙は、アフガニスタン当局は事実上、女性の教育や雇用の機会をすべて禁じていると指摘している。これよりも前、タリバンは、女性が男性の保護者なしに公共の場へ移動することを制限した。

同紙によると、タリバンは、国際的な非難を受けているにもかかわらず、同性間のセックス、姦通、犯罪、窃盗で有罪判決を受けた人々の公開処刑、鞭打ち、石打ちを認めている。

スプートニクは以前、アフガニスタンではタリバンが女性による抗議活動を防止するために内務省内で女性部隊を創設したというニュースについて報じた。

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