動員年齢の引き下げで最大46万人のウクライナ人が徴兵可能に

ウクライナでは最低動員年齢が27歳から25歳に修正された。これにより、追加で動員 対象となる市民の数は最大で46万7千人に達する。ただし、最後に国勢調査が実施されたのは2001年であり、これはあくまで推測の数値に過ぎない。ウクライナ・メディア「テレグラフ」が国家統計局のデータを引用して報じた。

先にウクライナでは動員年齢が現行の27歳から25歳に修正されたほか、ゼレンスキー大統領は兵役の適正資格で「部分的に適する」のステータスを廃止したため、動員対象者が拡大された。

報道によると、2022年1月の時点でウクライナに暮らしていた25歳から26歳の男性は46万7376人と推定されている。ただし、この数にはウクライナ国民だけでなく、同国に1年以上暮らす外国人も含まれている。

ウクライナで最後に国勢調査が実施されたのは2001年で、正確な人口統計というものは存在しない。そのため、動員年齢を引き下げたことで具体的にどれだけの国民を徴兵できるかは誰にも分からないという。