トルコが大統領令でタジキスタン国民のビザなし渡航を禁止、モスクワのテロ攻撃が引き金か

トルコはタジキスタン国民のビザなし渡航を禁止する。官報「レスミ・ガゼット」に関連の大統領令が掲載された。決定の理由は明らかにされていない。

モスクワ州のクロッカス・シティ・ホールで起きたテロ 攻撃で起訴されたタジキスタン国籍の容疑者らのうち2人は、2024年1月から3月にかけてイスタンブールを訪問し、現地のホテルに滞在していた。トルコ国内での活動は明らかになっていない。

また、トルコ紙ヒュリエットによると、イスタンブールで治安部隊はイスラム国（ロシアで活動禁止）のメンバーとされる男ら2人を拘束した。男らはトルコでテロ攻撃を計画していた模様。報道によると、男らはいずれも旧ソ連のタジキスタン、及びキルギス出身だという。男らはいずれも強制送還された。