ゼレンスキー氏、マクロン氏のウクライナ派兵発言を支持

ゼレンスキー大統領は、ウクライナ に軍事指導官や整備士を派遣する可能性にまつわる発言や、ベラルーシとの国境に配置されているウクライナ軍の予備兵を解放すべく、この方面に外国軍を配備するというマクロン仏大統領のアイデアを支持した。

「私はこれを全面的に支持する。国境任務に関しては、どうして断ることができるだろうか。もし彼らが提案し、ここに来るのであれば、我々は支持するだけだ」

2月末にパリ行われたNATO、EU諸国によるウクライナ支援会合で、マクロン氏はNATO軍のウクライナ派兵を「排除しない」と発言し波紋を呼んだ。3月初旬には、野党指導者らとの会合で、ウクライナ支援問題に関してフランスには「越えてはならない一線はない」と繰り返した。

マクロン氏の発言は、フランス国内の政治勢力だけでなく、ドイツなど多くのNATO同盟国からも厳しく批判された。

これに対し、ロシアのプーチン統領は2月末の年次教書演説の中でこれに言及。「西側は我々にも武器があることを理解しなくてはならない」と述べ、今、軍事介入があればその結果はより悲劇的なものになるだろうと警告した。