国際原油価格が上昇 米国の対イラン制裁による供給減を懸念

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国際原油価格は21日、11月に米国の対イラン制裁が発動された後、急激な供給縮小が招かれるとの投資家らの懸念が再燃したことを受けて、値上がりしている。

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日本時間14時09分の時点でブレント原油10月先物価格は0.01%高の1バレル72ドル23セントに、WTI原油10月先物価格も0.17%高の1バレル65ドル53セントに値上がりしている。

トランプ大統領は5月、2015年に達成されたイラン核プログラム合意からの米国の離脱を明らかにしていた。これを受けて8月初旬、制裁の第1ブロックが再度発効しており、第2ブロックは11月にも発効する。

このほか、前日20日、イランのザンガネ石油相は仏石油大手トタルがイランの「南パルス」プロジェクトを正式に撤退したことを明らかにした。トタルはイランでの作業続行の特別許可を米国から取り付けることができなかったため、撤退に踏み切った。

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