10:03 2019年10月19日
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原油市場は長引く低迷の瀬戸際にある - バークレイズ

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経済
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国際金融グループ「バークレイズ」は18日、今年後半と来年の原油価格の見通しを下方修正し、予想を下回る世界経済を受けて、需要の伸びが鈍化するとの見通しを発表した。他の金融アナリストも同様の予測をしている。

独コメルツ銀行によるとエネルギー情報事業団からの最新データが原油価格下落に影響した。ガソリンおよびその他の石油製品が昨年の1億1000万バレルを超えたことに影響を与えた。国内の原油埋蔵量、ガソリンやその他の石油製品在庫の減少により、昨年の水準を1億1000万バレル上回っている。

トランプ米大統領が中国に追加関税を課すと宣言していることも、原油価格に圧力をかけている。米中交渉の進展は目に見えず、進行中の貿易戦争は世界経済の成長を鈍化させ、その結果、原油需要の減少をもたらしている。

原油価格の下落は、世界市場へのイランの復帰を早める可能性がある。トレーダーはすでに、イランと米国との交渉の可能性および米国の制裁措置の解除の可能性を伝える報道に反応している。ハリケーンを受けてメキシコ湾での石油生産を一時停止していた会社は、生産を再開した。イランが世界市場に戻らなくても、この市場は石油不足ではない。

大半の専門家は、原油市場では、今後数カ月のうちに、ブレント原油価格が50ドルまで下落した昨年末の安値に達するとの見通しで一致している。

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