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中国は新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる対中批判を受け、保有する米国債の一部を売却してドルを崩壊させる可能性がある。サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じている。
中国はこのような策略を実行するために米国にとって最も都合の悪い時期を選ぶ可能性があるという。
SCMPの
報道によると、現在、米国の対中債務は約1兆1000億ドルで、米国はその一部を帳消しにすることが可能。事実上、ホワイトハウスは米国債の債務不履行(デフォルト)を宣言することができる。
なお、米当局は米国債のデフォルトを宣言することはないと繰り返し強調してきたが、SCMPは、米国債への投資を中国は大幅に削減する可能性があると考えている。
またSCMPは、中国が米国債の大部分の売却を決定した場合、米国の証券市場全体が打撃を受けると指摘している。
米国は新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり中国を繰り返し非難し、中国が情報を隠蔽したと批判している。
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