00:23 2020年08月14日
経済
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三菱自動車は子会社のパジェロ製造工場(岐阜県坂祝町)を3年以内を目途に閉鎖する。同工場は多目的スポーツ車(SUV)「パジェロ」などを生産してきたが、販売低迷で稼働率が落ち込んでいた。輸出向けのパジェロ生産を2021年に終え、三菱自動車はパジェロの生産を完全に打ち切る。日本経済新聞が報じている。

国内ではトヨタ自動車がグループ会社の東富士工場(静岡県裾野市)を2020年末に閉鎖、ホンダも狭山工場(埼玉県狭山市)2021年度までに閉鎖することを決定している。国内の新車市場が縮小するなか、各社は過剰生産能力の削減に動き出している。

パジェロは1982年発売のSUV。長年にわたり三菱自動車を代表する看板車種だったが、環境規制や消費者の嗜好の変化などに対応できず、国内販売は2019年に終了していた。主にアジア向けの生産を続けてきたが販売が振るわず、工場閉鎖を機に完全撤退に踏み切る。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う新車需要の急減が追い打ちをかけた。同社は27日に中期経営計画で1000億円規模の固定費削減を打ち出す方針で、工場閉鎖はその柱となる。

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