17:53 2021年09月23日
経済
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英国ウェールズのニューポート市に住むジェイムズ・ハウエルズさんは、現在のレートで2億1千万ポンド(約297.2億円)ビットコインが入ったハードディスク(HD)を誤って捨ててしまった。ハウエルズさんは何とかしてゴミ埋め立て場から取り戻し、ビットコインの25%を地元のコロナウイルス対策基金に寄付したいと考えている。15日にBBCが伝えた。

BBCによると、ハウエルズさんは2009年に7500ビットコインをタダ同然で手に入れた。2013年にオフィスの大掃除をした際にビットコインが入ったHDを誤って捨ててしまったという。当時彼が所有していたビットコインの総額は750万ドル(約7億7800万円)だった。

ハウエルズさんはこれまで何度もニューポート市の行政にハードディスク捜索許可を求めたが、その都度断られている。2017年に暗号通貨価格が高騰し、彼のビットコインの価値が約1億2530万ポンド(約177.2億円)になった時、見つかった場合に行政に10%を寄付すると持ちかけたが、やはり断られてしまった。今度は寄付の額を25%まで引き上げた。「現在のレートで約5250万ポンド(約74億3400万円)に相当し、これを市民のコロナウイルス対策基金に寄付したい」と語る。

ハウエルズさんのお願いに対し、行政側は許可の条件が限られていること、また廃棄物を掘り出す作業により周辺地域の環境に大きな影響が及ぶ可能性があると説明している。

また行政側は「ゴミ埋め立て場を掘り起こす作業は数百万ポンドの費用がかかり、ハードディスクが見つかるかどうか、見つかっても動作するかの保証はない」としている。

一方のハウエルズさんは、数メートルのゴミの層から宝を見つけるための作業費を出す投資家を見つけたと主張する。謝礼はビットコインの一部だ。

ちなみにこれは、ビットコインの持ち主がウォレットにアクセスできなくなった初のケースではない。米国サンフランシスコのプログラマー、ステファン・トーマス氏は、7000ビットコイン(BTC)を保管していたデータセキュリティ付きのUSBメモリのパスワードを忘れてしまったという。7000ビットコインは現在のレートでおよそ2億4000万ドル(およそ250億円)に相当するという。

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ビットコイン, 仮想通貨・暗号通貨
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