米金融大手のゴールドマン・サックスは、米国の投資銀行としては初めて、暗号資産(仮想通貨)のトレーディングチームを設置した。CNBCが伝えた。それによれば、新たに設置されたチームはビットコイン価格に連動する2種のデリバティブ(金融派生商品)の売買の仲介を行った。暗号資産トレーディングチームは、ゴールドマンのパートナー、ラジェッシュ・ベンカタラマニ氏が率いる世界の通貨や新興国資産の売買を仲介する部署に置かれる。
ゴールドマン・サックスは暗号資産トレーディングのカンバーランドDRWをパートナーに起用し、CMEグループを通じてビットコイン先物のブロック取引を行う。ゴールドマン・サックスは4月に、投資家の一部向けにこのサービスの提供を開始していた。