11:14 2019年12月14日
アマゾンの森林火災

発火から3週間目に突入 アマゾン熱帯雨林火災 原因は政権か

© REUTERS / BRUNO KELLY
災害・事故・事件
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ブラジル北部のアマゾンの熱帯雨林の火災は発火からすでに3週間に突入した。ブラジル最大の都市サンパウロと近郊の諸都市は火災から発生するスモッグですっぽり覆われている。ツィッターではハッシュタグ#PrayforAmazonia(アマゾナスに祈りを)が盛んに飛び交っている。

森林火災の規模はどれくらいか

8月初旬に始まった火災はあまりに火の手が強く、煙は数千キロも離れた大西洋岸や最も人口密度の高いサンパウロ市にまで届いた。

​ニューヨークタイムズ紙によれば、その様子は衛星写真に鮮明に映し出されている。ブラジルの数州では非常事態が宣言された。

この火災については、消火どころか、まだ始まったばかりであり、干ばつの時期が8月末から11月まで続くことから、状況はこの先、さらに悪化する恐れがあるとも言われている。

ニューヨークタイムズ紙によれば、衛星写真を使って火災をウォッチングしているブラジル国立宇宙研究所は21日、今年のブラジルでの火災件数は前年より77%も多く発生していることを明らかにした。

問題の原因は政府の怠慢?

ガーディアン紙はこの状況について、アマゾン熱帯雨林は昨年10月、ジャイロ・ボルソナロ大統領が就任して以来、急ピッチで伐採されるようになったと書き立てた。

ボルソナロ政権が熱帯雨林の不法伐採の取り締まりを緩めたからだというのが同紙の見解だ。

木材加工業者、農家、鉱山業者らは熱帯雨林を不法に伐採し、土地を広げようとするが、これをボルソナロ政権が奨励したという批判が飛んでいる。

これに対してボルソナロ大統領自身は逆に環境保護団体を非難し、アマゾンに入り込んで、森林に放火し、ブラジル政権は世界最大の熱帯雨林を守れないとする国際社会の高まる批判をあおっていると主張している。

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