08:01 2020年10月26日
社会
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ドキュメンタリー映画『私はジェーン・ドウ: 立ち上がる母と娘/I am Jane Doe』(2017)に登場する米セントルイス出身のクビイキ・プライドさんは、その子供が性奴隷になった米国人女性の1人だ。

スプートニク日本

雑誌ニュー・サイエンティストが、子供を拉致、誘拐して彼らに売春を強制する犯罪者の捜索で最新技術がどのように役立っているかについて伝えた

ある時、プライドさんの13歳の娘(映画ではイニシャルでM.Aとされている)が自宅に戻ってこなかった。プライドさんは娘を270日間探し続け、ついに見つけ出した。M.Aさんの写真が、ポータルサイトbackpage.comの性的サービスコーナーの掲示板に掲載されていた。

少女は人身売買の犠牲者となっていたのだ。後に明らかになったところによると、M.Aさんは薬を投与されて拉致され、奴隷として拘束されていた。警察は、ウェブから抽出したコンピュータデータを使って売春斡旋業者の痕跡を見つけた。少女を拉致した人物には、禁錮5年の判決が言い渡された。

サイトに載る何千もの性サービスのうちの多くは、人身売買業者が掲載している。広告のページを手でめくりながら彼らを見つけ出して摘発するのは難しい。人間はこれほど膨大な量の情報を処理することはできない。

カリフォルニア大学バークレー校のレベッカ・ポートノフさんは、ブロックチェーン技術のトランザクションに関するオープン情報を使って不審な広告を見つけ出し、仮想通貨ウォレットによって広告主を探し出すアルゴリズムを開発した。ポートノフさんとその同僚は、1万件の広告の機械学習に基づいたツールをテストした。コンピューターは90%のケースでデータを正確に関連付けた。8月、カナダで開かれた会議で開発品が発表された。同ツールは、災難に見舞われた数十万人の人々を助けることができる。

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