23:00 2021年05月12日
社会
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東アジア諸国は数世紀にわたり、福島第一原発の処理水の海洋放出による悪影響を観察していくことになる。中国の広東海洋大学のZhu Jianzhen元副学長がこのような見解を示した。グローバル・タイムズ紙が報じた。

Zhu氏は「海洋放出による悪影響は短期間で消えることはなく、数百年にわたり残る可能性がある」と語る。

同氏は、日本政府の行動は周辺国の生態系に悪影響をおよぼす可能性があり、南シナ海や海南諸島沖を唯一の生息地とする海洋生物・植物もその例外ではないと説明する。

また同氏は、この問題で懸念を抱く地域諸国が団結し、海洋放出の中止あるいは補償を求めて日本に対し合同訴訟を起こす可能性もあると見ている。

日本政府は13日、福島第一原発の処理水を大量に海洋放出することを公式に決定した。汚染水から放射性物質を除去したうえで放出するとしている。日本による原発処理水の海洋放出は2023年頃を予定。中国外務省は福島第一原発の処理水について方針見直しを求めている。

「グリーンピース・ジャパン」は福島第一原発の処理水を海洋放出するとした日本政府の決定について、福島県住民および国民、アジア太平洋諸国住民の「人権と利益を完全に無視している」と厳しく批判した。 

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