05:14 2018年11月18日
二階幹事長

自民党幹事長 ロシアも日本も相手をまだよく知らない

© AFP 2018 / Toshifumi Kitamura
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自民党の 二階 俊博 幹事長は現在、モスクワを訪問中。この訪問の行われている今週中にも自民党と統一ロシアの間で協力についての合意が署名されるほか、二階幹事長はメドベージェフ首相との会談を予定している。二階幹事長はリアノーボスチ通信からのインタビューに対し、日露関係の発展の道筋について次のように語った。

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問:予定されている訪ロについて、今回の目的は何か。また、具体的な訪問スケジュールを教えて頂きたい。

回答:今年は「日露交流年」であり、6月にはサッカー・ワールドカップが予定されている。若い世代を始め、相互理解・相互交流を深めるためにまたとない好機。

自分(二階幹事長)はこうした好機をとらえ、200名を超える政官民関係者と訪露する。今回の訪露では、日露関係を新たな段階に引き上げるためには、国民間、経済界、政党間の3つの分野での交流を活性化させる必要があることを発信したい。

4月26日から28日までモスクワを訪問し、「日本・ロシアフォーラム」及び「観光交流会」に出席するほか、メドヴェージェフ首相との会談を予定。28日にサンクトペテルブルクへ移動し、マトヴィエンコ連邦院議長との会談を予定。29日午後にサンクトペテルブルクを発つ予定。

世耕経産相、ロシア訪問へ
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問:プーチン氏との会談も模索していますか。実現する場合は首相の親書を携行する可能性があるかお教え下さい。

回答:自分(二階幹事長)は、与党自民党の代表として訪露なので、今次訪露中にプーチン大統領との会談は予定していない。

ロシアの与党「統一ロシア」党首であるメドヴェージェフ首相やマトヴィエンコ連邦院議長をはじめとする要人と会談を行う予定。これら会談が日露間の政党間及び議員間の交流を後押しするものとなろう。

問:自民党は日露関係の重要性をどう評価するかお教え下さい。

回答:日露間の長い交流の歴史を持つ、重要な隣国同士。しかし、率直に言って、日露それぞれの国の相手国への理解・知識は十分とは未だ言えない。人的往来を活発化させ、相互理解を深めることが重要。

2016年12月のプーチン大統領訪日の際の首脳会談で、両首脳は平和条約問題を解決する自らの「真摯な決意」を表明した。

未解決の難しい問題の解決には両国国民の理解が不可欠。両国民の相互理解を深めるため、これを与党の立場から後押しするのが自分(二階幹事長)の役目と考えている。

問:「統一ロシア」幹部との会談で何か提案を行う予定ですか。

回答:今回、メドヴェージェフ首相兼「統一ロシア」党首及びマトヴィエンコ連邦院議長に会うが、会談を行う前に会談の具体的な内容について明らかにすることは相手との関係に失礼に当たるので差し控えたい。

その上で申し上げれば、今回は自民党と「統一ロシア」間で協力協定に署名する予定であり、これを契機に、今後、両党の交流を加速させていきたい。

問:日本・ロシアフォーラム2018」で予定されている演説の内容の一番重要なポイントは何ですか。

回答:フォーラムでの講演においては、日ロ関係を新たな段階に引き上げるためには、国民間、経済界、政党間の3つの分野での交流を活性化させる必要があることを発信したい。強い意志を持った日露両首脳が深い信頼関係の下で平和条約交渉を進めている。未解決の難しい問題の解決には両国国民の理解が不可欠。両国民の相互理解を深めるため、これを与党の立場から後押しするのが自分(二階幹事長)の役目と考えている。

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