12:59 2020年09月25日
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「いちごたぬき」は日本女性の菅原奈月さんと日本在住ロシアのギタリスト、ヴィタリー・スンツェフさんのデュオだ。二人はロシアの歌謡曲をロシア語と日本語で歌っている。「いちごたぬき」は主に日本でライブ活動をしているが、この自粛期間中、ユーチューブでの音楽チャンネルが人気となった。

例えば「希望(ナデージダ)」という曲は1971年にソ連のアレクサンドラ・パフムトワが作曲し、ポーランドの歌手アンナ・ゲルマンが歌い人気を博したが、今回のカバーで8万回以上視聴されている。

奈月さんとヴィタリーさんはスプートニク通信の取材に応じ、ユニットが生まれた経緯、ユニット名の由来、現在のレパートリーと今後の予定などについて語ってくれた。

スプートニク:いつ、どうやってユニットが結成したのでしょう。「いちごたぬき」はどういう意味?

いちごたぬき:奈月は歌手や役者・MCと、ソロで活動。一方ヴィタリーはバンド活動をしており、2016年7月のチャリティーライブで出会いました。

その後、奈月がライブに出演することになり、知り合って間もないヴィタリーに相談して意気投合し、共演することに。せっかくなので名乗って出演しようということで、「ICHIGO TANUKI」が誕生しました。。。いちごは美味しい。たぬきは楽しい。

スプートニク:お二人の音楽履歴について教えて下さい。

いちごたぬき:奈月の音楽履歴は2〜3歳からリトミックス、4歳から20歳まで エレクトーン、ピアノ、クラシックの声楽です。8歳からクラシックバレエも習っていたのでチャイコフスキーはたくさん聞いて育ちました。18歳から、ミュージカルの曲を中心に学び、最近はポップスやコーラスも勉強中です。

ヴィタリー:日本語はモスクワで5年間学びました。その後、日本で3年間に渡り通訳者を目指して勉強していました。音楽は12〜13歳から独学でギターを始め、16歳からロシアでロックバンドに入り、作詞作曲に積極的に励みました。もちろん、楽しいライブをたくさんやったり。22〜23歳から日本でバンドを組み、ライブ経験を重ねました。

いちごたぬき
© 写真 : いちごたぬき
いちごたぬき

スプートニク:最初一緒にやった曲は?どんな曲が多い?作詞作曲してますか。

いちごたぬき:初めてのライブのため「荒城の月」「穏やかな童謡」「ヘッドライト・テールライト」を準備していました。しかし「イベントをもっと盛り上げたい!!」と思い直し、本番の三日前に「童謡」からヴィタリーのオリジナルソング「The Power of Two」に変更。奈月は一夜漬けならぬ「三日漬け」で英語の歌詞を猛特訓。さらに本番直前にキーを2つあげに挑戦。今思うとヒヤヒヤしますね(笑)。最近はソ連時代の曲を中心に、ロシアの皆さんに愛される曲を日本語に訳したり、ファンの皆さんからのリクエストにお応えできるように選曲しています。二人でオリジナル曲の作詞作曲もします。近日発表予定の「Dragon」はオリジナルソングなので、お楽しみに!!

スプートニク:どういう場所で普段ライブしていますか?どこでやりたい?

いちごたぬき:東京の都心部や多摩地区が多いです。よく、さくら祭り・夏祭りなどのお祭りや、クリスマス・ハロウィンイベントなどで呼んでいただいています。あと、定番として高尾にある隠れ家イタリアン「GUARDA楽!」さんで、年2、3回ライブをやっています。パンデミックが終わったら、たくさんライブをしたいと考えてます。日本やロシアはもちろんのこと、呼んでいただけましたら、どこにでも飛んでいきたいです!

スプートニク:奈月はなぜロシアの歌が好きなのですか。

いちごたぬき:シンプルかつ残るメロディーが気持ちいいです。両国で歌われている曲もありますし、言語は違えど雰囲気というか感覚が近いのでしょうか?初めて聞いても懐かしさを感じる曲がたくさんあります。

スプートニク:どんな感じで音楽やビデオを作ってますか?喧嘩とかは。

いちごたぬき:カバー曲を演奏するときは、元の曲のアレンジをガラッと変えてみたり、あえてシンプルにしたりと工夫しています。曲の内容から、ビデオのストーリー考えることが多いです。本当はビデオを撮影するときは毎回台本を作りたいのですが、中々実践できません。(笑)二人のやりたい方向性や、性格のリズム感が似ているせいか、喧嘩することはありませんね。

スプートニク:2019年にお二人はモスクワに来ましたね。気に入ったところ、気に入らなかったところは?

いちごたぬき:気に入ったところは、全てが壮大で美しいところがたくさんあること。あと電車が良心価格!食事だと香草のウクロップ(英語ではディル)にハマっています。挙げ始めるとこのインタビューが終わってしまうので、YouTubeでロシア旅行記についてお話ししていますので、よろしければご覧ください。

いちごたぬき」は作家ボリス・アクーニン氏の「ただのマサ」プロジェクトに参加している。

このプロジェクトのために二人はロシアの文豪イワン・ツルゲーネフの詩「霧深い朝」をロシア語から日本語へ翻訳した。ヴィタリーさんによると、とても美しく意味が深い詩であり、翻訳にあたっては苦労したという。

インタビューの締めくくりに、奈月さんとヴィタリーさんは今後の予定と夢について語ってくれた。

スプートニク:ロシアでライブをやってみたいですか?これからのご予定は?アルバムを作る予定は?

いちごたぬき:もちろんです!  楽しみにしてます!  待ってていただけたら光栄です。YouTubeチャンネルをもっと盛り上げていきたいです。今後もさらに友人の俳優や歌手とのコラボをたくさん予定しています。今後もさらに友人の俳優や歌手とのコラボをたくさん予定しています。 アルバムは、、、いつか!!

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