12:46 2020年11月27日
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ウクライナ危機 (347)
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火曜日、ウクライナの一院制議会、最高会議は、内閣不信任決議を採択できず、ヤツェニューク内閣を退陣に追い込めなかった。

ヤツェニューク内閣退陣問題は、先週ずっと活発に論議されたが、最後の瞬間まで、陰謀がめぐらされた。この問題に関する投票が行われた火曜日、ヤツェニューク氏は、首相ポストを維持できないだろうとする見方が大半だったが、内閣不信任決議案は、可決に必要な票数をついに集められなかった。

こうした結果は、ウクライナの権力機構における緊迫した状況の緩和にはつながらず、かえって状況を悪化させたに過ぎない。なぜなら議会、政府そして大統領の間の矛盾は、全く解消されなかったからだ。ウクライナの指導者達は矛盾を抱えたまま、今度は、いかにして仕事をしてゆくかという問題について、合意しなくてはならない。なぜなら、議会に次にヤツェニューク内閣退陣問題が持ち出されるのは、まだ先の今年9月だからだ。

2月の初めにウクライナで燃え上がった政治危機の正式な理由は、アブロマヴィチュス経済相の声明だった。彼は、国内での改革を阻まれ、議会の側から自分と自分のチームに圧力が加えられたとして、辞職の意向を明らかにした。そして、その少し後彼は、首相交代を求めたのだった。

こうした状況は、キエフ政権の西側パートナー諸国の懸念を呼び起こし、IMFは、改革が一時中止されるのであれば、ウクライナへの融資を停止するとまで警告した。一方連立政権を形作る会派は、危機から脱出する解決策模索のため政府と協議したが、コンセンサスに達する事は出来なかった。

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