03:00 2021年10月19日
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フランス外務省のクレマン・ボン国務長官は、豪が仏企業による潜水艦建造を拒否し、信頼関係が損なわれたことで、EUは豪との自由貿易交渉を継続する可能性は低い、そのような展望は無意味だとの見方を示した。

仏のジャン=イヴ・ル・ドリアン外相は17日、駐米仏大使および駐豪仏大使を協議のためにパリに呼び戻した。駐米大使と駐豪大使の呼び出しは仏史上初とメディア各社は伝えている。

ボン氏はポリティコ欧州版に「約束を守るのは民主主義と同盟国間における信頼の条件だ。すでに信頼していない国と、まるで何事もなかったかのように貿易交渉を進めるのは無意味だ」と語った。

同紙によると、欧州委員会は理論上はEU加盟国27カ国を代表して貿易交渉を行う例外的権限をもっている。しかし実際には「フランスのあからさまな抵抗に反して」欧州委員会がそれを行う可能性は低いという。

豪のモリソン首相は16日、仏との660億ドル(約7兆2147億円)に上る潜水艦建造に関する契約の破棄を発表。仏のドリアン外相は豪の決定を「背後から不意打ちをくらったような」契約破棄と形容し、信頼は完全に損なわれたと強調した。

豪州、米国、英国は15日、安全保障および防衛分野における3カ国のパートナーシップ「AUKUS」の創設を発表した。3カ国は今後1年半にわたり、豪への技術移転に取り組む。これは米国がこれまで英国とのみ共有してきた原子力潜水艦などに関する技術。

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