08:03 2020年05月28日
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フィナンシャルタイムズ紙は2019年の言葉として「Be water(水になれ)」という表現を選んだ。これはブルース・リーの思想に感化された香港の抗議市民らがスローガンに掲げた文句だ。

フィナンシャルタイムズ紙の記事には、香港政府が事態を把握する前に抗議市民らは「露のごとく集まり」政府の建物への道を封鎖したと書かれている。騒動の場に警察が駆け付けると、市民は「霧が晴れるごとく」狭い路地を抜けて姿を消す。ところが一度逮捕すると今度は「氷のごとく固い」意志を示した。フィナンシャルタイムズ紙はこれを、最も有名な香港出身者のブルース・リーの「水になれ」哲学だと指摘している。

ブルース・リーは香港に生まれ、ハリウッドで大スターとなった。武術に長けたリーだが、俳優業の他にも哲学者としても名を遺した。

「自分の理性をきれいにせよ。水のごとく無形であれ。今、茶碗に水を注ぐ。すると水は茶碗の形になる。水を瓶に注ぐ。すると水は瓶の形になる。急須に注いだ水は急須の形になる。こうなった水は流れることもでき、割れることもできる。水となれ、わが友よ。」ブルース・リーは1970年代に答えたあるインタビューでこう語っていた。


香港では犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改定案が引き金となり、2019年6月から大規模な抗議運動が開始された。現地では半年間で900回を超すデモ行進が行われ、5800人を超す市民が逮捕されている。

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