01:39 2021年04月21日
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BMWとVolvo、Googleは、世界の海底から採掘される有益鉱物の利用にモラトリウムを設定するという世界自然保護基金(WWF)の取り組みを支持したはじめての国際企業となった。31日、フィナンシャル・タイムズ紙が報じた。

これらの企業は、世界の海底の有益鉱物の採掘によって得られた金属を取得しないこと、また、自社サプライチェーンから同様の資源を省き、こうした地質探査や採掘を行なう企業の活動に融資を行なわないという義務を負った。

WWFが公開した企業の声明では、「海底深部の潜在的開発が開始される以前は、海底環境の効果的な保護の保障をこうした採掘がどのように実行するのかについて明確に提示することが求められた」と記されている。

同紙によれば、深海の有益鉱物の採掘は、バッテリーに必要なコバルトやニッケルのような高価な金属の取得を目的とした地上の採掘の代用として行なわれており、その需要は、電気自動車の生産拡大に関連し、今後数十年で急速に高まることが予想される。

各国専門家の250以上の研究がまとめられ、この間に発表された国際自然保護基金「Deep Sea Mining Campaign」の報告によれば、海底の地質学調査と採掘が自然環境に深刻なダメージを与えているという。太平洋深海の有益鉱物の採掘の結果を分析した報告書では、この分野での予測不能なリスクを警告しており、その範囲は広大な領域に広がり、種の不可逆的喪失や生態系の多大な崩壊を呼び起こすおそれがあると強調する。同基金の分析によれば、たった1ヶ所の鉱物採掘場が海底800平方キロメートルに暮らすすべての生物を滅ぼしてしまうという。

採掘が可能なすべての区域は、1ヶ所を除き、太平洋のクラリオン-クリッパートンゾーンに位置している。なによりコンクリーションの採掘とは、物体の形状と組成上で含有された岩石から分離する鉱物の集成岩についてである。これらは物質が沈殿する際の特殊な集中の過程の結果形成される。科学的および実践的関心は、マンガンやニッケル、銅、コバルト、金といった結石に集まっている。これらは大海の海底に大量に形成されており、今後期待される原材料資源として研究が進められている。

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